BUSINESS

超音波検査機器

ハードウェア部門

私達が開発するのは、腹部に巻くだけで超音波検査が行えるという画期的な機器です。

本体となるジェルマットは皮膚親和性、超音波透過性、耐久性に優れたシリコンエラストマ―で形成され、内部に複数の超音波送受信器を含みます。

超音波反射像は本体内蔵のGPUで高速に処理されます。試作品ではコンセントから給電しますが、将来的にはバッテリー駆動とすることで行動制約なしに検査を行えるようになります。

今まではベッドに横になった状態での検査しかできませんでしたが、妊婦さんが日常の大半を過ごす歩いたり座ったりしている状況での赤ちゃんの状態も確認できます。

胎児3Dモデル

ソフトウェア部門

複数の超音波送受信器(プローブ)によって多方向から得た超音波反射像を統合して赤ちゃんの立体映像を構築します。

各部位のサイズや動きをもとに、赤ちゃんの推定体重や元気さ(健常性)を評価します。

手動による検査では、腹部のどの位置から、どの角度でプローブをあてていたかの情報は記録されず、検査する人によって結果がばらつくことが指摘されています。

私達の機器では、腹部を覆うようにジェルマットを巻き、網羅的に超音波をあてるため、ばらつきの少ない結果を返すことができます。

参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22535628/

情報共有/連携

インターフェース部門

セキュリティが確保されたワイヤレス通信を介して、手元のディスプレイに赤ちゃんの姿が映し出されますので、パートナーや上のお子さんと一緒にご覧下さい。

また、遠くに住んでいるご家族やご友人にもみて頂けるよう、直感的にシェアできるプラットフォームも開発中です。
(連携想定アプリ:みてね/インスタグラム/フェイスブック)

皆さんで赤ちゃんを迎え入れる準備の助けになれば幸いです。
また、異常や懸念点がある場合は提携する医療機関に情報提供が可能になるよう、整備を進めております。